色々なしつけ方
叱り方とほめ方
まず、叱り方のポイントから説明します。
犬が何か悪いことをしたときは、必ず叱ります。
ただし、悪いことをした直後に叱ってください。
現行犯をすぐに叱らないと、なんの効果もありません。
しばらく経ってから叱っても、何のことを叱られているのか分からない愛犬は、飼い主さんを恐い人だと思い、不信感をもつだけです。
犬の顔を見ないで叱ったり、犬の後ろから叱ったり、ましてや、
たたいて叱るのも、あまり効果は期待できません。
イタズラ現場を見つけたら、すぐに愛犬の目を見て、
恐い顔でにらみ、厳しく叱る。
「私はアンタを怒っているんだよ!」という迫力が愛犬に伝わればOK!です。
ぐだぐだ、ねちねち叱るのも、NGですよ。
イタズラ行為をやめたときは、すぐにほめてあげましょう。
このほめることを忘れがちですが、イタズラをやめたことへの誉めになるのです。
次は、ほめ方のポイントです。
ほめ方には、2種類あります。
ひとつは、興奮させるほめ方。
大げさに、犬の首や胸を上下に激しくさわったり、
体の横をポンポンと軽く叩いたりします。
飼い主さんの声のトーンも重要ポイントです。
甲高い声でほめると、犬の脈拍も上がり、テンションもアップします。
一緒にスポーツをしたり、遊んだりするときにこのほめ方をすれば
犬の気分もいっそう乗ることでしょう。
もうひとつのほめ方、それは落ち着かせるほめ方。
犬の毛並みにそって優しく撫でおろします
逆毛をたてる撫で方はしないでね。
優しい低い声でほめると、犬の脈拍も下がり、
犬は落ち着いた気分になります。
普段の生活では、犬がやたら興奮するのはあまり感心しません。
愛犬が落ち着いていてくれるほうが、なにかと助かりますよね。
ですから、普段の生活面でのしつけを教えるときには、
落ち着かせるほめ方をして下さい。
「犬をほめる」というのは、犬を喜ばせるというより、
犬にお礼を言うぐらいに思っておいてください。
「私の言うことをきいてくれてありがとう!」
「私は、キミがいい子にしてくれて嬉しいよ!」ぐらいの気持ちです。
オーバーなアクションでほめるやり方は、何にでも冷めた犬に対するほめ方です。
どんなことにでも興奮する犬と生活するより、落ち着いた犬と暮らしたほうが飼い主さんのストレスもたまらないのでは?
いつも、愛犬のテンションを上げないようなほめ方を習慣づけましょう。
うちの犬「ゆず」もかなりの興奮犬でした。
以前は、大げさにほめるのが、犬には良いものと信じていたので
ほめた後も、ますますテンションアップで部屋中を走り回っていました。
でも、落ち着かせるほめ方に変えただけで、ほめた後は静かにオスワリをして、ちょこっと首をかしげるようになりました。
まるで、モデル犬のようなかわいさです。
たぶん、「ゆず」が、日本で一番かわいい犬です。
いや訂正! 世界で一番でした!(#^.^#)V
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2006年05月04日 17:00