色々なしつけ方

オスワリ 

しつけと言えば、まず「オスワリ」からという感じですよね。
「オスワリ」をマスターすると、犬の動きを中断したいときに便利です。

お父さんは「おすわり」。 お母さんは「すわれ」。
子どもは「シット」などと家族がバラバラに指示しないように、
ひとつの言葉を決め、家族みんなが同じ言い方をしましょう。


ここで、注意することがあります。
動作を教えるしつけは、決して犬を叱ってしつけてはいけません
 ⇒オスワリ・フセ・オイデ・マテ・ツイテなど

これを頭に入れておきましょう!!


◆まず、飼い主さんは愛犬に、優しくハッキリと「オスワリ」と言います。


決していばったように、大声をはりあげて言わないで下さい。
普段どおりの、普通のかけ声を心がけましょう。


また、名前を呼んでからから「オスワリ」と言わないように。


そして、「オスワリ」と言ったら、なるべく早く、できたら2秒以内に
犬を座らせて、そして、ほめてあげて下さい。


そんなこと言ったって難しいよぉ?!ですか。


では、ちょこっとコツを教えます。


片手でリードを短めに持ち( あるいは首輪を持ち )
もう片方の手で犬のお尻あたりを上から押して、おすわりさせます。


これでも座らないときは、片手で短めに持ったリード(もしくは首輪)を
犬の斜め上後方に引っぱります。
もう片方の手で、犬の腰を斜め下前方に押します。


大型犬は、このやり方がわりと座らせやすいかも。


このときなるべく早く、1秒でも早く、座らせてからほめるのがポイントですよ。


座ったら、「いい子、いい子。」や「よしよし」と
落ち着かせるほめ方をして下さい
大げさなほめ方は、犬を興奮させてしまいます。


ほめるとき、愛犬の名前も呼んであげていいですよ。


「オスワリ」と言ってから、なぜできるだけ早く座らせてほめるのか?


犬の脳は、記憶することが得意なのです。
1秒でも早くほめることで、「人から何か言われたら、またほめてもらえる」
ということを、犬に記憶させるのです。


他にも色々なしつけをする時に、「またほめてもらえる」ことを知った犬は、
簡単に色々なしつけをマスターしていきます


◆もし、座ってからすぐに立ち上がろうとしたときは、
しばらく犬の腰を押さえてそのままでほめて上げましょう。


何度も練習して、手で押さえなくても指示だけで
座れるようになるまで、トレーニングします。


1度できたからといって、次もまた成功するかどうかは分かりません。
失敗したときに叱ってはダメですよ!


また完璧にできるといって、ほめることを忘れるのもダメダメ!


◆家の中でできるようになったら、次は外で座らせたり、
公園などのほかの犬がいるところで、また人通りの激しいところ、
赤信号を待っているときなどでも練習しましょう。


ウチの犬「ゆず」は、私と目が合った時は、必ず座ります。


興奮しているときに、ゆずの目を見ると、
「オスワリ」と言わなくても座るようになりました。
そのときは、落ち着かせるほめ方でゆずをクールダウンしちゃいます。


お散歩に行く前が、一番はしゃぎ回りますが、
私がリードを持って、ゆずの目を見つめると、
ゆずは、静かに座って自分でクールダウンです。


ねっ! オスワリをマスターすると、とっても便利でしょ!!


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2006年05月04日 21:59