色々なしつけ方
我慢させることの大切さ
『 ウチの犬は、落ち着きがなくてホント困っているの・・・ 』なんてことを、よく耳にします。
『 落ち着きがない犬??』 ちがう!ちがう!
それは、人間の言い分。
『 我慢ができない犬?!』 そのとおり。 正解です♪
生まれつき、落ち着きのない犬なんて、いないのです。
遊びたい!走りたい!かじりたい!イタズラしたい!興奮したい!
犬の欲望は様々です。
それをすぐ行動に移すか?
いやいや、飼い主さんの顔を見て、いっしょに我慢することを楽しむか?
これだけの違いで、二つのタイプに分かれるのです。
「落ち着きのある犬」 と 「落ち着きのない犬」。
あなたの犬はどっち? さぁ、どっち? (?_?)
「我慢のできない犬」は落ち着きがないだけでなく、
人間社会で生きていくためのルールを守らない、迷惑犬です。。
夜中や早朝から吠えたり、ご近所の門や塀にオシッコをかけたり、
他人に飛びついたり、公園で子供にうなったり。
困ったチャンですよね \(◎o◎)/!
また、自転車や歩行者の妨げになったり、赤信号で飛び出したりと
迷惑にもなり、あなたの犬に危険がせまることにもなりえます。
では、我慢させるには、どうしたらいいか??
「飼い主さんと一緒だと、我慢することも楽しいよぉ!」と
犬に思わせるだけです。
では、犬に我慢させるやり方を説明しますね。
ここでは、「オスワリ」で我慢の練習をしましょう。
◆まず、愛犬に「オスワリ」をさせます。
そのまま、ジッとさせ何もしません。
我慢したことのない犬は、すぐに立ち上がったり
体をブルブル震わせたりするでしょう。
そのときは、「オスワリ」と指示し、すぐに座らせ、優しい声でほめます。
この座らせ方やほめ方の詳しいしつけは、「オスワリ」の項目を参考にして下さい。
犬がしばらくジッとしていれば、数十秒に一回はほめてあげてください。
ほめ方は、興奮させるほめ方でなく、落ち着かせるほめ方です。
これも、「叱り方とほめ方」で詳しく説明しています。参考にして下さい。
このトレーニングのポイントを、ちょこっと説明します。
我慢できなくて犬が動いた時は、そのままにせず、すぐに座らせること。
できないからと言って、犬を叱らないこと。
大声を出したり、叩いたりなどはもってのほかです。
犬が何度立ち上がっても、決してあきらめず、決して叱らないこと。
犬が動いたら、すぐに座らせ、そしてほめる。
これの繰りかえしです。
家でできるようになったら、家の前、お散歩の途中、
公園で他の犬が遊んでいる場所ででも、練習してください。
おもちゃやボールが好きな犬は、その前でも我慢できるか試してください。
我慢のできる犬は、何か突発的なことが起こっても、
絶対、自分から走り出しません。
まず、飼い主さんの顔を見て、飼い主さんの指示通り動くようになります。
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2006年05月08日 15:53