犬の食事と健康
こういう時は病院へ!
愛犬の調子が悪い時は、言葉を話さないだけに心配でしかたないですよね。
犬は飼主さんに注目してもらおうとして、病気のふりをすることなどありません。
(人間の子供なら、そんなこともありだけどね!)
犬がお腹を丸めたり、足を引きずったりしている時は、必ず何か調子が悪い時。
決して演技などではないのです。
ではどんなタイミングで病院に連れて行けばいいのでしょうか???
ここが迷うところ!
では、お答えします。
◎すぐに病院に連絡する
【息をするのが苦しい】
◇呼吸時、変な音がする。 息が止まる。 舌が紫になる。
【血液が混じる】
◇便、尿、吐物に血が混ざる。 →それらの汚物を持参しましょう。
◇どこからの出血か分からないが、シーツやタオルに血液が付いている。
◇ケガなどで出血部位が分かっている時は、ガーゼやタオルで圧迫して病院へ。
【分娩できない】
◇胎児の顔や足が途中までしか出てこない。
◇陣痛はあるが、1時間経っても胎児が出ない。
◇次に生まれる胎児が2〜3時間経過しても出てこない。
【トイレにずっといる】
◇姿勢をするだけで、尿あるいは便が出てこない。
◇オス犬で尿が出ないときは、非常に危険。
【痛み】
◇痛みが治まらず、激しく鳴いたり、背中を丸める。
【体のバランスがとれない】
◇よろける、首を傾ける、震える、ケイレン。
【意識がない】
◇横になったままで、目が見えていない。
【発作(けいれん)】
◇口の粘膜が白い。
◇口の粘膜が赤い。
◇10分間ようすを見て、止まらなければ病院へ連絡する。
【性格が急に変わった】
◇見えないものにかみつく。 飼主を確認できない。
【激しいかゆみ】
◇しきりにかく。 咬む。 舐める。
◇皮膚が赤くむけ、出血している。
【体に穴があいている】
◇体のどの部位でも。 特に胸や腹。
【中毒】
◇中毒物質を食べたり、触れたらすぐに病院へ。
→商品名、化学物質名、成分名を知らせる。
【外見上、ひどい症状】
◇眼球が飛び出している。
◇皮膚が破れて骨が見えている。(出血の有無にかかわらず)
◎その日のうちに病院へ
【息をするのが苦しい】
◇息は十分に吸えないが、水を飲んだり、食事はできる。
(せきの有無にかかわらず)
【嘔吐や下痢をする】
◇少しは血液が混じる。
◇血液がまとまって見られたり、痛みや異常な内容物がある時はすぐに病院へ。
【歩き方がおかしい】
◇急におかしな歩き方をする。
◇どこに原因があるか、はっきりしない場合。
【何か飲み込んだ】
◇疑わしい時も、早めに病院へ。
【かゆみ】
◇かく。 咬む。 なめる。 こする。
◇治療が遅れるほど、治りも遅い。
【変な臭い】
◇いつもとは違う臭いがする。 →どこでも(発生場所が分からなくても)
【やけど・凍傷】
◇熱いものなら何でも。(熱湯、ヒーター、化学薬品など)
◇寒冷にさらされた。 →広範囲なら、すぐに病院へ
【傷・腫れ】
◇耳を切る。 爪を折る。 出血のない裂けた傷。 原因不明の腫れなど。
◇治療が遅れるほど、悪化する。
◎一晩ようすを見ても危険がない
【下痢・嘔吐】
◇1日1〜3回ぐらいで続かない。
→ ただし、出血、異物、傷みをともなわない。
【かゆみ】
◇軽く、続かない。
◇傷や出血は見られない。 虫は見られない。
【多飲・多尿(ふだんより)】
◇血液が混じる、痛みがある、尿の色が異常なときはその日のうちに病院へ。
【食欲がない】
◇1回食事をしなかった。(元気はある。)
→ 誰かが食事を与えなかったか、調べる。
ウチのトイプードル「ゆず」も先日、急にビッコをひくようになりました。
夜の遅い時間だったので、次の朝一番で病院に連れて行きました。
左後ろ足が腫れていました。(2倍ぐらい)
レントゲンでは異常なし。
血液検査の結果、白血球とCRP値が高くなっていました。
(CRP検査とは、血液中のあるタンパク質を調べることによって、犬の身体の中の急性炎症を発見します。この数値が高いほど身体の中の炎症は強いといえます。)
「何かの傷からウイルスが入り、炎症しているのでは・・・」お医者さまの診断でした。
抗生物質と胃薬を飲ませて、しばらく3本足の生活を送っていました。
痛いと鳴くことはないものの、1日中ベッドの上で寝たきりで元気がなかったため、
家族みんなで心配した2週間でした。
言葉を話せない愛犬だからこそ、
病気になったときの不安な気持ちはたまらないものがあります。
心配なら、迷わず病院へ行く!
この方がいいかもしれませんね。
ひとつの病院で納得かなかったら、別の病院に行く事もお勧めします。
急な時のために、ふだんから夜間動救急物病院の場所と電話番号も調べておきましょう。
★ランキングに参加しています。応援クリックをお願い致します!
⇒犬ブログランキングを見る
2007年04月25日 17:06