犬の食事と健康
フィラリア症
蚊に刺された時にうつる病気で、昔から犬の命をおびやかしてきました。
恐ろしい寄生虫病です。
蚊にさされたときに、フィラリア(幼虫)が犬の体内に入り
やがて、心臓や心臓に近い肺動脈に寄生します。
心臓に住みついた親虫は、体長20センチぐらいの糸状になり、
血液中に子虫を生みつづけます。
これらの寄生虫が、血液の流れを悪くしたり、
心臓の弁に障害を与えます。
毎年、少しずつ進行していき、何年か後に症状が現れます。
この病気にかかった犬は、咳をしたり、茶色か赤色の血尿がでます。
食事をとっていても体重が減り、毛づやが悪くなります。
呼吸が荒くなったら、要注意です。
ひどくなると、失神したり、腹水がたまり血を吐いて死亡します。
まず、親虫や子虫がいないか血液検査をしてください。
今では、100%フィラリア症を予防できます。
蚊が出始めてから1ヶ月以内から、蚊がいなくなった1ヶ月後まで
毎月1回、予防薬を飲みます。
私の住んでいる関西では、5月〜11月までの期間です。
700円 × 7回 = 2100円
白い粉薬で、フードにふりかけて与えます。
なめてみましたが、甘い味でした。 これなら飲ませやすい!!
他に錠剤タイプもあるそうです。
蚊が出る時期には地域差があるので、動物病院で相談して下さいね。
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いずれ大切な愛犬も、年をとります。
思ってもみない病気になることだって、あります。
そんな日は来て欲しくないけど、ある日突然かも知れません。
子犬のときにペット保険は必要なくても、
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2006年05月14日 13:48