犬の食事と健康
犬に食べさせてはいけない物
犬は与えられたものは、何だって食べます。
時には与えられていないものだって、こっそり食べちゃいます。(ーー;)
愛犬が口にするものをしっかり管理するのも、飼主の大事な役目です。
食べさせると犬に良くない食品をリストアップしました。
知らずに食べさせると大変なことになるので、参考にして下さいね。
◆犬に与えてはいけない食べ物
長ネギ、ニラ、玉ネギ、にんにく
ネギ類に含まれる成分が、溶血性貧血を起こします。
ネギの量が多ければ、症状もひどくなります。
また、嘔吐、下痢、血尿、黄疸、肝臓肥大の症状も出ます。
玉ネギ入りのハンバーグやネギ入りのすき焼きの汁・みそ汁などにも、要注意!
魚介類(イカ、タコ、カニ、エビ、クラゲ、アワビ)、
こんにゃく、竹の子、シイタケ、ナッツ、生の豆
消化が悪く、下痢や嘔吐の原因になります。
生の豆やナッツ類は消化も悪く、のどに詰まらせることもあります。
鶏や魚の骨
圧力鍋などでくたくたになるまでやわらかくすれば良いのですが、
そのままだと、食道や内臓に刺さり傷つけます。
特に鶏の骨は、噛むと斜めに裂けるため、とても危険です。
牛乳
牛乳の乳糖(ラクトース)が消化できないと下痢の原因になります。
特に子犬には、気をつけてください。
お茶やコーヒー
カフェインがダメなのです。
下痢、嘔吐、体温不調、多尿、尿失禁、けいれんやてんかんの発作の原因になります。
お菓子、ケーキなどの甘いもの
肥満や歯周病を引き起こします。
チョコレート
嘔吐、下痢、発熱、興奮、不安、不整脈、けいれん発作の原因になります。
みそ汁、せんべい、ハム、ソーセージ
塩分の多い食品は、心臓や腎臓に負担をかけます。
人間の1/3程度の食塩しか取ってはいけません。
こしょう、わさび、とうがらし、マスタード
胃に刺激が強すぎて、胃腸をこわし、内臓にも良くありません。
冷蔵庫から取り出したばかりの食品
冷たい食品は犬の胃には良くありません。
下痢の原因にもなります。
常温に戻してから食べさせましょう。
◆大量に食べさせてはいけない食べ物
キャベツ、ブロッコリー、ケール(青汁)
与えすぎると、犬は甲状腺の病気になるかもしれません。
毎日大量に与えるのは、ひかえましょう。
小松菜、ほうれん草
尿結石の犬は要注意です!
ぶどう
たくさん食べると腎不全の原因になります。
ぶどうの皮は絶対ダメ!
煮干
大量に食べ続けると、尿結石になる恐れがあります。
ジャーキー
塩分が多いので、量を加減して下さい。
◆加熱してから与える食べ物
生魚、お刺身
腐りやすいので、下痢を起こします。
生卵
生の卵白は、皮膚炎の原因です。
半熟卵ならOKです。
生の豚肉
トキソプラズマ原虫がいるかもしれません。
必ず、加熱してから食べさせましょう。
生の鶏肉
サルモネラ菌に汚染されているかもしれません。
生だと下痢の原因になります。
◆適量なら犬に食べさせたい食品
焼いた牛肉
タンパク質、脂肪、鉄分、ビタミンA・B1・B2がバランスよく摂取できます。
加熱したものを適量与えましょう。
牛のレバー
カリウム、鉄分、ビタミンA、アミノ酸が豊富なレバー。
生のままでなく、加熱してから与えましょう。
ゆでた人参
ペータカロチンの豊富な人参。
犬が食べると体内でビタミンAに変わります。
やわらかくしてから食べさせましょう。
豆腐、ひきわり納豆
タンパク質やミネラルも豊富な食品です。
生の豆がダメですが、これだと豆が消化しやすくなっています。
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2006年05月13日 23:17