犬の食事と健康
ドッグフードについて
どのフードを選べばいいのか? みんな、何を食べさせているのか?
愛犬の食事の管理は、飼い主にとっては一番気になるところです。
ドッグフードについて、詳しく説明いたします。
人間でも犬でも健康を維持するには、食事を吟味することが最重要ポイントです。
病気になった犬のフードを変えただけで症状が良くなった!なんてことをよく耳にします。
犬は当然、自分でフードを選ぶことはできません。
飼い主であるあなたに差し出されたフードを、黙って食べるだけです。
ですから、愛犬に一番あったベスト・フードを見つけだすのは、
愛犬の親である飼い主さんの勤めだと思います。
私は、愛犬にネイチャーズバラエティを食べさせています。
ウンチの調子もいいですし、いろいろな物を試したすえに、これにいきつきました。
ウチの犬が良かったからと言って、どの犬にも合うかどうかはまた別問題ですけどね。
みなさんも愛犬にいちばん合うフードを選びましょう!
ドッグフードは、栄養総合食です。
犬にとって必要な三大栄養素(たんぱく質・炭水化物・脂肪)やミネラル、ビタミンをバランスよく含んでいます。
犬の年齢や身体の大きさ、そして運動量にあわせた必要分を食べさせれば、基本的には犬の食事の心配はいりません。
ドッグフードには、3つのタイプがあります。
◆ドライフード◆
ビスケットのように乾燥したタイプ。食べかすが歯にあまり付かないので、歯垢がつきにくいです。
お値段も一番リーズナブルなので、大型犬には一番のおすすめ。
◆ウェットフード◆
いろいろな種類の犬の缶詰を見かけますよね。
あれがウェットフードです。
お値段は少し高めですが、添加物が少ないのが良いところです。
開封すると日持ちもしないので、早い目に食べきりましょう。
油分が多いため、歯垢もつきやすく、耳も汚れも気になるところです。
肉の食感も残っているし、匂いにもそそられ、犬の食いつきがいいのもこのタイプ。
そのため、一度ウェットフードに慣れてしまった犬は、なかなかドライフードを食べない!と嘆いている飼い主さんもおられます。
◆モイスチャーフード◆
ドライフードとウェットフードのちょうど中間と思ってください。
缶詰より脂肪は少ないのですが、持ちも悪く、歯垢もつきやすいです。
味付けは少し濃いめなので、犬の食いつきはいいですね。
次は、犬の年齢別フードの説明です。
◎パピーフード◎
パピーフードは、高カロリー・高タンパクです。
子犬は、人間より12倍の速さで成長します。
この時期に、たっぷり栄養を取らないと成長を妨げます。
生後60日ぐらいまでは、1日3回、ふやかしたフードを食べさせます。
硬いフードに切り替えるときは、徐々に硬くしていきましょう。
1日3回にするときも、2回目の食事を2〜3日半分にし、5日ぐらいで完全2回にします。
パピーフードは子犬だけでなく、妊娠中や授乳期のメス犬にも与えます。
◎成犬用フード◎
生後8ヶ月頃からは、成犬用フードを食べさせます。
10日ぐらいかけて9対1、8対2、7対3と徐々に切り替えます。
犬も人間と同じで、肥満はいろいろな病気の元です。
欲しかるからといって好きなだけフードの食べさせるのではなく、体重にあった適量を与えましょう。
◎シニアフード◎
7歳ぐらいになると、犬も運動量が減り、今までどおりの食事では、カロリーオーバーになります。
たんぱく質や脂肪はおさえ、ビタミンは今まで以上に含まれた低カロリーのシニアフードを食べさせましょう。
シニアフードへは、3ヶ月ぐらいかけてゆっくり切り替えます。
犬にストレスをかけないようにするためです。
シニア犬の健康維持のために、サプリメントの使用もおすすめです。
もちろんシニア犬でなくても、
「薬を飲ませるまでもないけど、毛並みや健康に心配がある・・・。」
という方は、一度こちらをご覧下さい。 ⇒ ペット用サプリメント
★ランキングに参加しています。応援クリックをお願い致します!
⇒犬ブログランキングを見る
2006年05月13日 20:44