しつけの基本

リーダーシップをとるための注意点 @

飼い主さんの厳しさを愛犬に教えるのは、わりと簡単なのですが
優しさを教えるのに、たっぷり時間がかかるのです。

リーダーの厳しさと優しさ、この二つをセットで愛犬に教える訓練です。

注意点も必ず、頭に入れて行って下さいませよ。

1度目が一番たいへん、でも一番大事


特に、一度目が一番たいへんです。
かなりの覚悟が必要です。


一度目は、特に愛犬に逃げられないように、
気合を入れて行ってください。
犬に逃げられるということは、犬に指導権があると
認めたことになります。


一人では自信のない人は、誰かに愛犬の後ろ足持ってもらいましょう。
噛まれると思う人は、皮手袋をはめておくと安全です。


犬の年齢にもよりますが、1度目のトレーニングに
1才以上の大型犬では2〜3時間ぐらいかかるつもりでいて下さい。
小型犬なら、その半分ぐらい。


子犬だとわりと早い時間で、なでなでの気持ち良さから眠ってしまうでしょう。


1度目のたいへんさを乗り越えれば、
2度目は比べものにならないほど簡単になります。


途中でやめない

どんなことがあっても、途中でやめてはいけません。
電話もメールもチャイムも、すべて無視です。
テレビやラジオのつけっぱなしも絶対ダメ!


愛犬のために、あなたがリーダーになるんだ!
という気合いで行ってください。


愛犬がどんなに暴れても、噛みついても、必死で逃げようともがいても
愛犬のことを、決して離してはいけません。


愛犬が、甘えた声で母性本能をくすぐってきても、許してはいけません。


ハッキリ言って、死闘になるかもしれません。
あなたも汗びっしょりになって、後ぐったりですよ。
覚悟してくださいね。


              < リーダーシップをとるための注意点 A へつづく >


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2006年04月29日 21:27