しつけの基本
リーダーシップをとるための注意点 @
飼い主さんの厳しさを愛犬に教えるのは、わりと簡単なのですが
優しさを教えるのに、たっぷり時間がかかるのです。
リーダーの厳しさと優しさ、この二つをセットで愛犬に教える訓練です。
注意点も必ず、頭に入れて行って下さいませよ。
◆1度目が一番たいへん、でも一番大事
特に、一度目が一番たいへんです。
かなりの覚悟が必要です。
一度目は、特に愛犬に逃げられないように、
気合を入れて行ってください。
犬に逃げられるということは、犬に指導権があると
認めたことになります。
一人では自信のない人は、誰かに愛犬の後ろ足持ってもらいましょう。
噛まれると思う人は、皮手袋をはめておくと安全です。
犬の年齢にもよりますが、1度目のトレーニングに
1才以上の大型犬では2〜3時間ぐらいかかるつもりでいて下さい。
小型犬なら、その半分ぐらい。
子犬だとわりと早い時間で、なでなでの気持ち良さから眠ってしまうでしょう。
1度目のたいへんさを乗り越えれば、
2度目は比べものにならないほど簡単になります。
◆途中でやめない
どんなことがあっても、途中でやめてはいけません。
電話もメールもチャイムも、すべて無視です。
テレビやラジオのつけっぱなしも絶対ダメ!
愛犬のために、あなたがリーダーになるんだ!
という気合いで行ってください。
愛犬がどんなに暴れても、噛みついても、必死で逃げようともがいても
愛犬のことを、決して離してはいけません。
愛犬が、甘えた声で母性本能をくすぐってきても、許してはいけません。
ハッキリ言って、死闘になるかもしれません。
あなたも汗びっしょりになって、後ぐったりですよ。
覚悟してくださいね。
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2006年04月29日 21:27