しつけの基本

リーダーシップをとる方法 D

《5》 嫌がるところをさわる

何度か、叱る&ほめるをくり返していくと、愛犬はそのうち目をつむります。
全身の力を抜いて、眠っているかのように大人しくなります。

スースー寝息をたてて、あなたに身をゆだねてきたら・・・・・


つぎは、愛犬の体をさわります。
どこでも、さわります。
嫌がるところも、徹底的にさわります。


ウチの犬「ゆず」は、足先と口の中が特に嫌いです。
嫌いなところは、特に念入りに時間をかけます。


シッポ、爪、耳の中、歯ぐき、マズル、肉球、どこでもです。


愛犬は、さわられてまたまた暴れるでしょう。
暴れるまでいかなくても、体を硬くしてイヤイヤという態度になるかもしれません。


このときは、直ちに恐い顔でにらみ、きびしく叱ります。


愛犬が静かにしたら、再び嫌がるところをさわります。
さわられても、おとなしくジッとしていれば、優しくほめます。


これのくり返しです。


何度か繰り返していると、どこをさわられてもジッとするようになります。
大人しくしている時は、必ずほめてあげて下さい。
優しい声で、名前も呼んであげて下さい。


そのうちに、愛犬は全身の力を抜いて、逃げることも動くことさえもしなくなります。
そうなれば、解放の言葉をかけてあげて下さい。


これも、家族で事前に決めて、いつも解放時にその言葉を使いましょう。
「ヨシ」、「OK」、「いいよ」などですね。


必ず、この言葉で終了してください。


もう、歯磨きも、ブラッシングも、耳そうじも、シャンプーも、ドライヤーも
なんでも、自由にさせてくれるようになります。


このトレーニングの終了後には、あなたが愛犬のリーダーです。
あなたは愛犬から、強くて、優しく、どんなことでも守ってくれると
絶大な信頼を得るのです。


ただし、1回で完了ではありません。


次に、このトレーニングの注意点についてお伝えします。
必ず、目を通してくださいね。
未来のリーダーさん! (^_-)-☆


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2006年04月29日 08:14