しつけの基本

リーダーシップをとる方法 C

《3》 優しくほめる

始めの大暴れのあと少しすると、犬はおとなしくなります。
次は、笑顔で優しくほめます。

このときに、愛犬の名前を呼んであげましょう。
( 名前を呼ぶのは、ほめるときだけです。)


決して、大げさにほめるのではありません。
大げさにほめると、犬は興奮しちゃいます。


落ちついた口調でほめましょう。


そして、お腹のあたりを優しくなでていきます。


子どもをやさしく寝かしつけるように・・・・・・。
赤ちゃんにやさしく語りかけるように・・・・・・。


おだやか〜な声で、ゆっくりと愛犬を撫でてあげて下さい。


でも、気を抜くのはまだ早いです
まだまだ、愛犬は脱出のすきを狙っています。


片手で犬の前足を押さえ続けることを、お忘れなくね。


実は、このほめることが、リーダーシップをとる方法では一番大切なのです。
数分叱ったあとに、数十分、愛犬をたっぷりほめましょう。


あなたは愛情いっぱい、一生懸命、気持ちを込めてほめてください。
決して、大げさにならないようにね。


叱られている時は、愛犬の体も、緊張と恐怖でカチカチになっていたでしょう。
お顔も凍りついた表情になっていたでしょう。
シッポも丸まっていたでしょう。


それがそのうち、少しづつ犬の手足の力が抜けていきます。
少しずつですよ。 あせらずにね! (-_-)/~~~~~~


《4》 叱る・ほめるを繰り返す

しかし、愛犬はまだ、逃げだす隙をねらっています。


あちこちキョロキョロ見たり、大きな目をあけていたり、
シッポをふりふりしていたら、まだ観念していません。


再び、暴れだしたら、仰向けのポーズを保ったまま、
先ほどのように、恐い顔と恐い声できびしく叱ります


すると、しばらくして、また愛犬はおとなしくなります。 
再び、優しくほめます。


これのくり返しです。


押さえつけていると、腕や肩に力が入り、あなたも大変ですが、
ここが踏んばりどころです。 ガンバ!です。


愛犬だって同じように大変なのです。 
苦手なポーズで、自分の動きを封じこまれているですから。


でも、今押さえつけている人は、自分よりはるかに強い人だと感じはじめています。


暴れるのをやめると、優しくほめてもらえる。
逆らわずに従うと、優しくしてくれる人だと、意識しています。


強くて優しいリーダーを、あなたの中に求めています。


でも、ここで終わりではないですよ。
まだまだ、続きがあります。

                  < リーダーシップをとる方法 D へつづく >


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2006年04月28日 21:22