《１》　愛犬を仰向けにする

まず始めに、無理やり、犬を仰向けにします。

犬の頭をあなたの側に、犬の後ろ足は向こう側に向けます。

小型犬なら、さっと抱きあげて、お腹を上に向けてください。
大型犬なら、フセの形から仰向けに移すといったかんじです。

この体制は、犬にとって服従のポーズなので、
いきなり何をするねん？！と犬は驚き、
たぶん大暴れするだろうと思います。

特に、飼い主をリーダーだと思っていない犬なら、
死にもの狂いで、もがき暴れまくるでしょう。

その時に、犬の両方の前足を押さえると良いでしょう。
犬の前足の間接は大の字のように、横には伸ばせませんので
間接を曲げたまま、犬の前足を支えてくださいね。

あまり、暴れるようならもうひとりの人に
犬の後ろ足を持ってもらった方がいいかもしれません。

わがまま放題に天下をとっていた犬なら、
この上ない屈辱の姿勢なので、噛みにくることもあります。

この時は、下あご側から手を当てて、犬の口を開けさせないようにします。
犬の鼻筋をふさぐと、息ができません。
下あごから上あごにかけて口をつかみ、必ず鼻筋はあけてあげて下さい。

犬も何とかしてここから逃れようと必死です。
でも、決して犬の体を離してはいけません。

大変ですが、頑張ってくださいね！
今が、正念場です。

　　　　　　　　　　　　　　　　<　リーダーシップをとる方法　�B　へつづく　>　　

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