しつけの基本

リーダーシップをとる方法 @

『しつけを始める前に』、『犬の本能と習性』でも詳しく書きましたが、
飼い主が愛犬のリーダーシップをとるのがいかに大切かが分かった上で、
ここを読んで下さいね。

まだ読んでない方のために、少しおさらいしましょう。

リーダーシップをとる方法 A

《1》 愛犬を仰向けにする

まず始めに、無理やり、犬を仰向けにします。

犬の頭をあなたの側に、犬の後ろ足は向こう側に向けます。

リーダーシップをとる方法 B

《2》 きびしく叱る

始めの大暴れは、3〜5分くらい続くかもしれません。
このとき必死で犬を押さえ、噛まれないように注意してください。

あらかじめ、革の手袋をつけると噛まれても安全です。
ホントに犬の力はスゴイので、負けないで頑張ってください!!


リーダーシップをとる方法 C

《3》 優しくほめる

始めの大暴れのあと少しすると、犬はおとなしくなります。
次は、笑顔で優しくほめます。

リーダーシップをとる方法 D

《5》 嫌がるところをさわる

何度か、叱る&ほめるをくり返していくと、愛犬はそのうち目をつむります。
全身の力を抜いて、眠っているかのように大人しくなります。

スースー寝息をたてて、あなたに身をゆだねてきたら・・・・・


リーダーシップをとるための注意点 @

飼い主さんの厳しさを愛犬に教えるのは、わりと簡単なのですが
優しさを教えるのに、たっぷり時間がかかるのです。

リーダーの厳しさと優しさ、この二つをセットで愛犬に教える訓練です。

注意点も必ず、頭に入れて行って下さいませよ。

リーダーシップをとるための注意点 A

特に、ほめることに力を注ぐ

「なぁんだ!簡単じゃん!」 なんて思わないで下さい。


飼い主がリーダーになったなら

飼い主がリーダーになったら、愛犬はどう変わるのでしょうか?

しつけには二つのタイプがある

しつけをするときに、どちらのタイプかを意識してください。

 ◎ 動作を教えるしつけ。
 ◎ 禁止を教えるしつけ。

両方とも、しつけ方が違います。
きっちり理解して、使い分けてくださいね。