『言葉の通じない相手に何かを伝えるって
　　　　こんなに大変だとは思わなかった。。。』

そうですね。
同感です。

『しつけ本どおりなんて、絶対無理だよ。』

まさにそのとおり。
あなたは正しい！

プロのしつけトレーナーなんて、「こんなことも出来ないの！？」
って顔で飼主さんをにらんできます。

↑↑↑ 以前 TVチャンピョンで見た女のトレーナーさんのこと ! !

『トレーナーのようにできるんやったら、
　　　　TVチャンピョンなんかに応募せーへんわぃ(￣□￣;)!!』

とかなり怒ってしまった私。

私の娘が小さいときにも同じようなことがありました。

「いつまでも指を吸っているのは、母親の愛情不足だからですよ！」
と保健婦さんに言われ（３歳健診のとき）、どんなに傷ついたことか。

でもこれは大きな間違いだったよ、保健婦さん。

自分で言うのも何だけど、娘と私の関係は今でもずっと絶好調です。
指を吸い続けたおかげで、前歯の矯正をしていることを除けばね。
（小２まで指を吸わないと眠れなかった娘・・・・・やっぱりヤバイかな）

しつけなんて、プロの方の言うとおりにいかなくて当たり前なんです。

育児書（育犬書）なんて、クソ食らえだぁ〜〜〜〜〜(#｀ε´#)

スイマセン。
ついつい叫んでしまいました。

私は「子育て」も「犬育て」も基本は全く同じと思っています。

〜初めての育児でつまづいてたあの頃。（１６年前）〜

本にはこう書いてあったの。
「３時間おきにオッパイを飲ませてるとあとはグッスリ眠ります。」

なのにうちの子はどうして３０分おきにオッパイ飲んで、
おまけにずっと泣き叫ぶのよぉ。

同居のお義母様の視線におびえ、
泣き声がやまないと私のせいだ！と自分を責めてた１６年前。
（気の良いお義母様でも、嫁の気持ち次第で鬼に見えることもある。）

慣れない育児に困り果てたとき、
学生時代の友達（私よりも育児の先輩）の電話が私を救ってくれました。

「本なんかウソばっかりやでぇ！
　あんなん真に受けたらアカンよぉ！
　適当にやるのが一番や！

　　　　　泣くんなら泣かせとき！
　　　　　そのうち疲れて眠りよる！
　　　　　お腹空いたら、オッパイも一杯飲むんやしぃ！」

目からウロコがポロリ。

お義母様！今日から私、適当に育児させて頂きます。
口出しせず、遠いところから見守って下さいませ。

もともと適当なのは得意分野でございます。

適当に育てたおかげで、
今では少々のことでは動じない男勝りの娘に成長いたしました。

BUT！ここで言う適当って、
　　　　　しつけを怠けるということではありませんよ。

思い通りに行かないときはその事だけに思い悩むのではなく、
うまくいかないのが人生なのさ！と思いなおすこと。

どんなことでも失敗はあります。
でも、失敗はホントの意味での失敗ではありません。

次はやり方を変えればいいのだし、
もしかしたら同じやり方でも上手くいくことだってあります。
　　（これけっこー多いよ。）

大切なのは途中で投げ出さないこと。
何となくでも続けていくことに意味があるのです。

犬のしつけは大変なんです。
命あるものを育てるのですから、当然です。

覚悟せずに犬を手に入れたとしても、
途中で投げ出すことは絶対許されません。

初めから飼主さんの思いどおりにいく犬なんて、
世界中のどこにもいません。

でもやった事は必ず身につきます。
教えたことは覚えます。

「そのうちできるようになるだろう。」
いえいえ、教えない事はできません。

全てトレーナーの言うとおりにできなくていいのです。

「ウチの場合、これとこれは必要。
　　　　　　　でもこれは必要ないわ！」

それでOKです。
選択するのは飼主さんです。

『ひざの上、ソファーの上に犬を乗せてはいけない！』
なぜいけない！
可愛い愛犬をひざに乗せるのがなぜいけない。

ひざの上でヨシヨシするために、わたしゃ犬を飼ったんだよ。
ほっといてちょーだい！

スイマセン。
私の独り言でした。

　　注 ： 現在はお義母様と同居はしておりませんが、
　　　　　今でも遠いところから見守り続けていただいてます。

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