愛犬との1日の生活を振り返ってみて下さい。
あなたは今日、何回愛犬をほめましたか？

ほめる回数の多い少ないで、愛犬の飼主さんへの信頼度は違ってきます。

愛犬にイイコになって欲しいのなら、
まず犬を叱ることよりほめることを意識して下さい。

ちょっとだけあなたの気持ちを切り替えただけで、
愛犬の良いところが見えてきます。

今、愛犬と目が合いました。
ハイ、あなたは愛犬をほめましたか？

アイコンタクトができたんですよ。
目が合った瞬間に、「イイコね！」とほめてあげて下さい。

時間がたってからでは効果はありません。
目が合えばすぐほめる。
これがポイントです。

「愛犬と目が合わないんです。」とおっしゃる方がいるかもしれません。
飼主さんの存在を忘れているのかな？？？
飼主としても悲しくなりますよね。(T_T)

一度、愛犬の顔をよぉ〜〜く見つめてあげて下さい。
恐い顔でにらみつけるのでなく、あなたのとびきりの笑顔でね。
自然と目が合うでしょ。
ハイ、そしてすぐほめる。

こんな形からボチボチ始めてもいいですよ。
あせらずコツコツとです。

名前を呼んで飼主さんの方を見れば、またまたすぐにほめる。

大人しくベッドで休んでいれば、
「イイコだね。」と言ってやさしく背中をなでてほめる。

あれれ、何か物音がしました。
いつもなら吠えてしまう犬が、今日は吠えない。
こんな時も、忘れずほめましょう。

また、吠える体制に入っている犬。
吠えたいけどどうしようかな？？？・・・・・と迷っている犬。
そんな時は、吠える前にほめるんです。

タイミングを取るのが難しいですが、
吠える前にほめられると、犬は吠えるのをやめます。
私がよく使う手です。

お散歩から帰って足を拭くときにイイコにしていたら、
もちろんほめてあげましょう。
足が４本なので、４回ほめられます。

ほめ方は、決してハイテンションではいけません。
犬が興奮しないように、静かにやさしくほめるのです。

ほらね。
あなたの意識の持ちようで、愛犬をほめる回数が自然と増えてくるでしょう。

ほめる回数が増えてくると、
犬の飼主さんに対する注目度もだんだんアップしてきます。
これはすぐにでも感じることです。

あなたも嬉しくなってきます。
だから、些細なことでも愛犬をほめる。

ほめられて嬉しくない犬など、どこにもいないのです。
犬も喜んで、ますます飼主さんを好きになる。
そして、たえず飼主さんを目で追うようになります。

飼主さんにほめられようと、犬もがんばってもっともっとイイコになる。
じゃあ、またほめる。
お互いに良いことの連鎖反応ですよね。

愛犬の欠点ばかりを気にするのでなく、
ほめるところを探しているうちにだんだんイイコに見えてくるですよね、不思議と。

こうなれば、犬のしつけも入りやすくなります。
何よりも、毎日の暮らしが楽しくて楽しくてルンルン♪してきます。

愛犬にとっても、あなたにとってもね。

ごもっともでございます。

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