しつけで困っている人へ
犬が集中できる時間って?
愛犬のトレーニング。
早くマスターさせたくって、飼主さんもだんだんヒートアップしていきます。
でも長々トレーニングは思ったほど効果が上がらないものです。
「スワレ」や「マテ」など基本的なしつけができるようになると、
愛犬との暮らしもぐっと深まるものです。
だからと言って、30分近いトレーニングをしても
犬はやる気が出ません。
犬の集中力は人間ほど続かないものです。
せいぜい5〜10分と思ってください。
長い時間をかけて愛犬のやる気の出ないままトレーニングしていると、
トレーニング嫌いな犬になってしまいます。( ̄口 ̄)
『トレーニングは楽しく!短く!』 を目指しましょう。
そのコツとしては、「トレーニングは朝晩2回」などと回数を決めるのではなく、
生活の中に何気なく組み込んでいくことです。
「マテ」のトレーニングで言えば、こんな感じ・・・・・。
【お散歩前】
飼主さんが靴をはいている間、「マテ」をさせる。
リードをつけるときも、「マテ」で落ち着かせる。
【飼主さんがトイレに行くとき】
トイレの前で愛犬に「マテ」させる。
さてさて、あなたが出てくるまで愛犬はジッと待っていられるでしょうか?
【洗濯物をたたみながら】
なぜか犬って洗濯物の上に乗るのが好きなようです。
ふわふわと気持ちいいのかもね。
この誘惑に負けずに「マテ」ができるといいですね。
【新聞を読んでいるとき】
新聞を大きく広げたとき、犬はイタズラしたくって目を輝かせます。
特にウチの犬はチラシが好きなようです。
このときも「マテ」でテンションダウンできるでしょうか?
あれこれ考えると生活の中には絶好のトレーニングチャンスが一杯です。
【お散歩中】、【人間の食事中】、【お客様の訪問時】、【電話やチャイムが鳴ったとき】
などなど。。。
「マテ」だけでなく、「オスワリ」、「フセ」、「オイデ」など、
犬にとっても違ったパターンでのトレーニングをすることで、
いろんな刺激が入り、場所や時間帯に関係なくしつけが入っていきます。
飼主さんが楽しければ、愛犬もきっと楽しんでトレーニングできるはず。
いいですか?
『トレーニングは楽しく!短く!』 ですよ。
*7歳以上の犬のトレーニングについて
老齢期を迎えた犬のトレーニングも参考にどうぞ。
年を取ったからといって、トレーニングが終了したわけではありません。
毎日のトレーニングが老犬の脳の刺激となって、
痴呆予防になります。
ただし、1回30秒〜1分が目安です。
これを一日に何度も繰り返すのがコツ。
老犬は若いときに比べて、集中力が続かず飽きっぽくなっています。
思いやりを持って、トレーニングを続けましょう。
★ランキングに参加しています。応援クリックをお願い致します!
⇒犬ブログランキングを見る
2007年07月16日 12:45