犬が欲しいと思った人のほとんどが、ペットショップに出かけるのでは？
私もそうでした。よく、ペットショップのはしごをしていました

ペットショップも店によって、全く感じが違います。
私が、「ここはいいペットショップだなぁ」と思ったお店のことをお話します。

店に入ると、一応ペットの陳列ガラスケースは並んでいるのですが、
犬が１頭も陳列されていません。

お店の人が近づいて来て、私に尋ねられました。
「どんな犬をお探しですか？」

「私も娘もぜん息もちですが、どんな犬がおススメですか？」
絶対“プードル！”って決めていたくせに、意地悪な質問をしてみました。
（　ぜん息もちはホントですよ。　）

すると、「毛が抜けないということでは、ダックスフンドのワイヤーヘアがいいんじゃないですか。」

（　えっ！ダックス？？　プードルはだめなの？？？　）とあせりつつ
「トイプードルなんてどうですか？」と素知らぬ顔で、聞いてみました。

「・・・そうですねぇ。プードルももちろん毛が抜けないことでおススメですが、
どうしてプードルがいいと思われたのですか？」

「はい。娘がテレビで見て気に入ったもので・・・」
（　いえいえ、娘でなく私が気に入っているくせにこの返答です。　）

「今たしかにプードルは人気の犬種ですが、娘さんが飼いたいと言われるから
気軽に犬を飼うというのは、どうかと思いますよ。
今までに犬を飼った経験がありますか？」
と逆に、お説教っぽく言われちゃいました。

いろんなペットショップめぐりで、こんなことを言われたのは初めてです。
ペットショップに来る人　＝　すべてお客さん　
ではないのですね、ここのお店は。

お店がお客を選んでいる。
いやいや、この人ならっていう飼い主さんにしか犬を売らない！
そんな印象でした。

今度は私が質問してみました。
「どうして、ここのお店は犬ちゃんが並んでいないのですか？」
「はい、子犬にストレスがかからないように陳列時間を制限しているのです。」

えっ？！　子犬にストレス？！そうなんです。
あとで知ったのですが、犬をペットショップで飼う国はペット途上国なんですって。

まだ小さい子犬が、見知らぬ人間にジロジロ見られるのは、かなり辛いこと。
犬は、ブリーダーさんで飼うのが当たり前！　が世界的な考えなんですよ。
日本では半分以上の人が、ペットショップ購入ですけどね。

今では、深夜営業のペットショップも珍しくはないです。
そんなお店の小犬は、心の病にかかっているかも知れません。

すっかりそのお店が気に入った私は、犬についての色んな疑問をたずねたり
しましたが、店員さんがていねいに何でも詳しく答えてくれました。

他のお客さんが小犬を抱っこさせてもらっていましたが、
その前に手の消毒を、お店の人から受けていました。

店の中はとても清潔で、気持ち良かったです。
よくにあるんです。小犬のケースの中がウンチだらけのお店が。
そんな店はNGです、もちろん。

あとは、犬が店に来るまでのルートがきちんと説明できるか？
生後５０日未満の犬を販売していないか？
適切な時期にワクチン接種をうけているか？

なども、たずねて下さいね。

犬の初心者さんは、子犬やお店の良し悪しはよく分からないのが当然です。
すでに犬を飼っている人にお供を頼めば、心強いかもね。

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