こんなしつけを目指したい

迷惑をかけないためのしつけ

”オスワリ”や”オテ”を教えるだけが、しつけではありません。
ここでは、どうして犬にしつけをするのかを考えましょう。

犬と暮らし始めると、いろいろ気になることが増えてきます。


私の場合で説明いたしますと・・・・・


ウチの両隣、前、裏には、かなり接近してご近所さんが住んでいます。


家から一歩外に出ますと、車が行きかう道路が目の前にあり、
交差点はすぐそこです。
自分の子にいつも 「気をつけて行きなさいよ。」 と声をかけるぐらいです。


歩道を歩いていても、危険は一杯です。
近くにスーパーや銀行があるため、歩行者だけでなく
自転車の往来もかなりのものです。


もしウチの犬が、家でワンワン吠えると、ご近所に筒抜けです。


昼間はもちろんのこと、夜中や早朝に吠え出したりしたら、
それこそ私は「いつもうちの犬がご迷惑をかけております。」と
年中、頭を下げなければならないでしょう。


もしウチの犬が家から飛び出したときに、
車や自転車が来ていれば、事故にもなりかねません。
この時は、もちろん飼い主である私が責任を負います。


でも、考えてください。
これら全ては、人間社会のルールであって、
犬のルールではありません。


しかし、犬には関係ないと言っても、犬と人間が共に暮らしていくには、
犬にもこのルールを守らせなければならないのです。


迷惑をかけている人と迷惑をかけられている人との認識にも、
かなりのギャップがあります。


これくらいなら大丈夫でしょ!と飼い主が思うことでも
まわりには、これくらいではすまされないこともあります。


世の中には、犬が大好きな人ばかりではありません。
犬が恐い人。犬が苦手な人。
犬のいる道すら通れない人もいます。


このような人たちにも、犬との暮らしを認めてもらうには、「回りの人たちに迷惑をかけない犬を育てる」ことです。


迷惑の度合いは住んでいる地域や、環境でも変わってきます。
特に、人口の密集した地域にお住まいの方は、
犬に教えるしつけ項目は、多くなります。


がんばって下さいね!\(◎o◎)/!


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2006年04月20日 13:20