こんなしつけを目指したい

しつけをイメージしましょう

犬のしつけは、人間の親がわが子にするしつけと同じだと考えてください。

”自分の子どもにならこう教える”と思えば、
具体的なこともピンとくるはずです。


あなたにお子さんがいらっしゃるなら、もう何もお伝えすることは
ないくらいです。
まだ、独身の方やこれから子どもを持ちたいという方、
想像してください。


あなたは、愛するわが子に何を教えますか?


もし、何だろう・・・・・と迷ったとき、
自分がどんなしつけをされたのかを思い出してください。


ねっ!なんとなーく、あれこれ頭に浮かんでくるでしょう。


親が子どもに、まず願うこと。

 
それは、”健康で元気に育って欲しい!”ではないでしょうか。
そして、けがもしないように、たえず注意を払うでしょう。


体に悪いものは食べさせないし、欲しがるからといって、
子どもの好きなものばかりを与えることもしません。


もし、自分の子どもが他人に迷惑をかけたとしたら、
そのとき、親はほったらかしにはしませんよね。

 
子どもに何をしてはいけないのかを具体的に教えるでしょう。


子どもをごほうびで釣ると、いつしかごほうびが当たり前になり、
それをもらえないとウンともスンとも動かなくなる経験をされた親御さん!
反省してくださいよ。
( ハイ。私もです。)


また、一度だけ!今回だけは許しちゃう!の例外は、
大人の身勝手な都合で、子どもには理解できないし通用しません。


教育方針も家庭の中で一つにそろえて下さい。
お父さんが”OK!”と言ったのに、お母さんは”NO”。
これでは、子どもも迷ってしまい、結局どちらもできなくなります。


親の言うことは何でもきくようになったとしても、
親がいないときは、教えられたことができない。
これも、困ったことですよね。


親が四六時中、子どもの側にいることは不可能です。
そのためにも、親がいないときでも、いつもどおりのことができる
子どもに育てましょう。


そして、できたときは、目を見て一杯ほめてあげましょう。


ほめられて子どもは成長し、次もまた、もっと頑張ります。
ほめながらの子育てを心がければ、まず間違いないと思います。


なんとなくイメージできましたか?


最後に、いちばん大切なことを言います。


子どもは親を選べません。


この家の子で良かった。
お母さんに産んでもらって幸せよ。
次、生まれたときも絶対に、お父さんとお母さんの子どもになりたい。


こんなことを、愛するわが子に言ってもらえたら、なんて幸せでしょう。
”親冥利に尽きる”とは、このことかもしれません。


ときには、厳しい態度でしつけることもあります。
でも、子どもは親に愛されていると感じているのなら、
それは愛情の裏返しだと気づきます。


親のいちばんスゴイところは、
子どもに見返りの愛を求めないことだと思います。


「私はこんなにあなたを愛しているから、あなたも同じように愛して!」 
なんて言う親は、いないですよね。


『無償の愛』、親の愛とはそういうものです。


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2006年04月19日 09:27