子犬のしつけ

子犬の甘噛みとイタズラ @

子犬の甘噛み。
「子犬だから大して痛くないし、歯のはえ変わり時期だから仕方ないよ!」
なんて、簡単に思っていた私。

大人の歯にはえ変わった後でも、うちの犬の甘噛みは直りませんでした。


私は噛まれないのですが、下の娘が差しだす手は、
たいていガブリ!とやられていました。


たとえ小型犬(トイ・プードル)といえども、甘噛みが本気噛みになり、
娘はいつも血だらけの被害者でした。


犬はだいたい5ヶ月ぐらいから、乳歯が抜けだします。


このときは、犬も歯がかゆいためか、人の手や物を噛みはじめます。
噛むこと自体が、遊びの延長にもなります。


野生の犬ならば、獲物に噛みつく練習になるでしょう。
たぶん、この時期に噛む練習をするというのは、肉食動物の本能かもしれません。


しかしそんな本能は、家の中で飼う犬には、ぜんぜん必要ないですよね。
逆に、困った行動で−す。(―_―)!!


子犬のときにやめさせないと、体が大きくなるにつれて、噛む力も強くなり
飼い主や他の人への、大ケガにもつながります。


では、「甘噛み」や「遊び噛み」をやめさせる方法です。


犬が噛んできたら、すぐさま口を下あごからつかみ、犬の目をにらみながら、
禁止の言葉「いけない」や「NO」で厳しく叱ります。


首を振ったりして、もっと抵抗してきた時は、さらに力強く口をにぎって、
犬の目をにらみつけ、もっと恐い声で叱ってください。


噛むことをやめれば、すぐに優しい声で「いい子だね」
と必ずほめてあげましょう


口を下あごから上あごまでを押さえつけるときに、鼻筋は押さえないで下さい。
鼻筋をふさぐと、息ができなくなり、苦しくてもっと暴れることになります。


何度か繰り返していると、同じように手を近づけても噛まなくなります。
そのときも、必ずほめることを忘れずに!


歯のかゆい時期は、1〜2回の練習ではなかなか噛むことをやめませんが、
噛むたびにこの練習を、根気良く続けてください。


人を噛んでも何の得にもならず、逆に人は噛まなければ優しくほめて
くれるんだということを、犬に教えてあげましょう。


                     ( 子犬の甘噛みとイタズラ A へつづく )


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2006年05月03日 21:12