子犬のしつけ

お手入れもしつけのうち

子犬のお手入れも、しつけと無関係ではありません。

犬を飼うとなると、いろいろお手入れをしなくてはなりません。


シャンプー・ブラッシング・歯磨き・耳そうじ・爪きり などなど。


『しつけの基本』で、リーダーシップをとる方法を詳しく説明しましたが、
これをマスターしている飼い主さんは、何の問題もなしに
愛犬のお手入れを始められます。


それでも、成犬になるとだんだん自己主張が出てきて、
愛犬が飼い主さんを試してやろう、なんてこともあったりします。


お手入れのときに、愛犬が嫌がる素振りをみせたら、
リーダーシップをとる方法でも使った、禁止の言葉「いけない」、「NO」などで、やめさせましょう。


「いけない」、「NO」でもきかないときは、愛犬を仰向けにして、
時には、口を下から押さえつけ、厳しく叱ります。


そのあと、嫌がったお手入れをもう一度やり直してください。
このときに、暴れずジッとしていれば、必ずほめることをお忘れなくね!


一度、始めたお手入れは、犬が嫌がるからといって途中でやめてはいけません。 暴れれば叱り、おとなしくすればほめる。
そして、最後までお手入れをやりとおすことが大切です。


犬が嫌がるからといって、そのお手入れを中断したり、全くしなかったりということは、犬の思い通りにさせるということでしょ?


それでは、せっかく築き上げたリーダーシップもガタ崩れですよぉ。


こういうことに普段から慣らして愛犬を育てていると、
お手入れ以外の大事な場面でも、役立つことが出てきます。


この先、どんなことで動物病院にお世話になるかもしれません。
そのときに、飼い主さんが愛犬にそっと触れてあげるだけで、
痛みやパニック状態でも、愛犬の気持ちは落ち着き、
安らぐことにもつながります。


命にかかわる一大事に、愛犬の興奮を鎮めることができるかできないかは、飼い主さんの普段のしつけにかかっているのです。


お手入れも大切なしつけのひとつだと思いませんか?
誰がどこを触っても、大人しくしている愛犬に育てるのは、
飼い主さんの義務かもしれません。


それに、「うちはトリミングに連れて行くから、家ではお手入れしないの」
っていう方にも、一言!
家で簡単なお手入れができると、トリミング代が少しでも節約できますよ!


うちのトイ・プードル「ゆず」は、ホントなら1ヶ月でトリミングに連れて行かないと、使い古しのモップのようになります。
でもでも、私は家で、目や口のまわり・足先などのカットをチョンチョンとしちゃうし、シャンプーだってとても上手なのです。
( 初めから上手ではなかったですけどね。)


トリミングは、1ヶ月半〜2ヶ月はもたせちゃいますよ。
ウチは、トリマーさん泣かせです。 (^_^メ)


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2006年05月03日 16:39