子犬のしつけ

子犬のしつけ方のポイント

子犬は、生後7ヶ月ぐらいまでに、何にでも興味を持ちます。
この時期に間違ったしつけをすると、あとで直そうとしても、かなり大変です。

この時期に、叩いてしつけると人間の手を怖がるようになります。


ごほうびで釣ると、ごほうびがあるときだけしか、言うことをきかなくなります。


厳しいだけのしつけは、恐怖心が子犬を支配します。


ワガママばかりを許せば、それが当たり前になり、犬の天下になります。


子犬をしつける場合、次のことだけは守ってください。


子犬を、叩いたり、音で脅かしたりして、しつけない!


人間社会で、人と犬が、信頼しあって生きていくためには、
まず、人に警戒心を持たず、人は心許しあえる仲間だと
犬に教えることが大切です。


人が犬を叩いたり、脅しでしつけても、それは何の役にもたたないのです。


人間の赤ちゃんの子育てで考えてください。


お母さんは赤ちゃんが、泣くといって叩いたりしますか?
おっぱいを上手に飲めないといって、空き缶を投げた音で脅かしますか?


そんな育て方をされた赤ちゃんは幸せですか?
お母さんのことを信頼して、大きくなりますか?


人間の赤ちゃんに置きかえると、自然と方向性が見えてくるでしょう。


子犬の時期は、しつけを覚えるのも早く、しつけの成果がでるのも早いです。
素直な子犬の時期に、きちんと正しくしつけるのが、理想ですね。


私は、ウチの犬が小さいときに、甘噛みをやめさせる方法として、
げんこつを口の中に押し込んで、「NO!NO!」と大声で叱り続けていました。


トリマーさんに、この方法がベストだと教わったので、信じて行いました。


するとウチの子犬は、人間の手を見ただけで吠え、噛みつく犬になってしましました。
人間の手は、自分をいじめる恐いものだと、覚えてしまったのでしょうねぇ・・・・。


その後、人間の手は優しくなでなでしてくれるものだと思い直させるのに、とても時間がかかりました。


人間の子供も犬も、ほめて育てる。
これが正しい育児方だと、今だからこそ、そう思えるのです。


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2006年05月02日 08:01