えっ！！　犬が考える？？
　
そうです！　犬だって考えます。
「どうしたら、飼い主さんにほめられるかな？」って頭を使います。

同じ屋根の下で、犬と一緒に暮らすのなら、実に様々なことまでできるようにならないと、家庭犬としては失格です。
近所からの苦情は、目に見えています。

ざっと、ウチの場合のこんな犬になってほしい！を書き出します。

　◇朝早くから、かまって欲しいとワンワン吠えない犬。

　◇人間の食事を欲しがらない犬。

　◇自分の食事を催促しない犬。

　◇テーブルの上のものを勝手に食べない犬。

　◇家具やいすの脚、植物などをかじらない犬。

　◇スリッパやマットなどを引きずりまわさない犬。

　◇新聞や郵便配達員が来るたびに、吠えない犬。

　◇電話やインターホンにも吠えない犬。

　◇お散歩でリードをひっぱらない犬。

　◇他の犬に唸らない犬。

　◇猫を追わない犬。（猫のこと好きなの？と思うくらい追います）

　◇枯葉が風で舞っても、興奮して追っかけない犬。（あと桜の花びらも）

　◇拾い食いしない犬。

　◇よその人に飛びかからない犬。（可愛いね!と言われると調子にのります）

　◇近所の家の塀や門にオシッコをかけない犬。

　◇歩いているとき、自転車がきたら避けられる犬。

　◇車道に飛び出さない犬。

　◇赤信号では静かに待つ犬。

　◇お散歩のあとの、足ふきふきは嫌がらない犬。

　◇ブラッシングや歯磨きのときは、ジッとする犬。

　◇シャンプーやドライヤーもジッとする犬。

　◇お風呂場で蛇口をペロペロしない犬。（水が出てくるのを知っている）

　◇ティッシュペーパーやチラシ広告を食べない犬。（おまえはヤギか！）

　◇自分のウンチを食べない犬。（困っています）

ホントはもっとあるのですよ。
疲れたのでこのへんにしました。

今までのしつけは、「犬に命令して従わせる」のが目的でした。
作業をさせたり、また番犬として庭につないだままなら、
そんなしつけでもＯＫかもしれません。

（作業犬といえば、私は「フランダースの犬」のパトラッシュを思い出すのです。
前の飼い主に、重い荷台を引かされて、ムチでばしっばしっ！て叩かれているシーンです。
分からない方、ごめんなさい・・・・・。）

（スミマセン、話を元に戻します・・・・・。）

「命令に従う」だけの犬では、いろいろ問題が出てきます。

２４時間、犬の側にずっとついてあげれるのなら、そのつど指示も出せるでしょう。
しかし、そんなことは、いくら犬が好きな飼い主さんでも不可能ですよね。

犬は命令をする人がいないとき、いったい誰の命令に従えばいいのでしょう？

そのつど命令されなければ何もできない犬では、
犬と平和で穏やかに暮らすことはできません。

しかたない！　適当なところで、あきらめますか？

いやいや、あきらめないでね。　あきらめるのはまだ早い。
それは、お犬様に失礼でござるよ。

だって、犬にはスゴイ能力があるのですから。

命令を出して服従させる場合、考えるのは飼い主さん。
これを、考えるのは「犬」にチェンジすれば良いのです。

犬には、自分で考え、判断し、自ら実行する脳力があります。

犬にだってできます。
大好きな飼い主さんの喜ぶ顔を見るためなら、これぐらいしちゃうのです。

それに犬は覚えも早く、なおかつ、一度覚えたことはいつまでも頭に残っています。
すごい記憶力です。　見習いたいぐらいです。
この素晴らしい力を、信じてあげてください。

そのためには、どうしたら良いのか？？？
気になるところですよね！　( ..)φメモメモ

まず、「どうせ、犬は畜生だし・・・。」とか「しょせん、犬は人間より下等動物だよ。」
なんて考えは捨ててください！！！

そして、犬の心を育てることに意識を集中させて下さい！！！

人間も犬も、心が大切。

心と心が結びあえば、飼い主さんと愛犬の絆はグッと深まります。
どんなことでも、乗り越えられます。

愛犬は、命なくなるその瞬間まで、あなたの喜ぶ顔を見るために精一杯努力します。
犬ってそんなヤツなんです。

あぁ、たまらんよ。犬の心って。
胸がじ〜んとうずきます。
もしかしたら、犬の心に負けてるかなって反省・・・・・

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