しつけを始める前に

食べ物で教えることの欠点

愛犬のしつけのすべてにご褒美をあげつづけると、
そのうちに愛犬は飼い主の目を見なくなります。


《 ある犬のつぶやき 》


あたしのご主人様って、ほんとドジ!
今日のあたしのご褒美、買ってくるのを忘れてたんですって!


それで、どうやってあたしをたしなめるつもり?
何年、あたしの飼い主やってんのよ?


あたしはもうご褒美なしでは、あんたの言うことなんて
きかない犬になったのよ。
こんな犬にしたのは、あんたの責任よ。


おやつの入った袋がガサガサとすれば、
たとえゆっくりくつろいでいるときでさえ、
一目散にあんたの元に駆けつけるわよ。


でも、今日はおやつないんでしょ? 
だったら、何にもしてあげない!


ここで言っておくけど、もともと犬っていうのは、
ご褒美でしか言うことをきかない、なんてことはないのよ。


ご褒美より、飼い主さんにほめられる方がイイに決まってるじゃない。
そこが、他の動物との違いで、
人間にとっての良きパートナーであったわけよ。


なのに、犬のこともよく考えもせず、
自分の言うとおりに服従させたいからって、
なんでご褒美であたしを釣ったのよ???


おかげであたしは、「この場面では、こうするんだ!」って
自分で考えて行動できる犬にもなれず、
あたしの気持ちも、飼い主のあんたからどんどん離れていったのよ。


まぁ、要するにあんたのやり方が間違ってたってこと!!


そうそう、最近ほとんど気にすることもなくなったわね。
あんたの視線。 (-。-)y-゜゜゜


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2006年04月24日 16:40