しつけを始める前に

今までのしつけでは通用しない

今までのしつけとは、主に仕事(作業)を手伝わせるためのしつけでした。

果たしてこれが、優秀な家庭犬への道につながるのでしょうか?


警察犬や麻薬捜査犬などはしっかり訓練もされていて、超優秀な作業犬です。
訓練されることでは、競技犬も同じです。


では、優秀な競技犬や作業犬たちは、必ずしも優れた家庭犬であるかと言うと・・・・・そうでもないらしいのですって!


今、一般的に普及している犬のしつけ法は、だいたいが作業犬に対してのしつけなのです。
家庭犬として人間と共に、問題なく暮らしていけるしつけは、また別のものです。


もちろん、今までのしつけが間違っている!と言っているのではありませんよ。


しかし、犬が自分の命令にも従うようになったとしても、
犬が心からあなたを、信頼して言うことをきいているか?
といえば、疑問が残ります。


では、命令するあなたがいないとき、愛犬はどうするのですか?


犬はとても賢い動物ですから、
命令する人が側にいないことなど、お見通しです。


出かけるときはおとなしくしているので、安心していると
留守中に、郵便配達員や電話の音にに吠えたりして、
ご近所みんなが、あなたの愛犬に大迷惑をこうむっている。


案外、当たっているのでは?!


やはり、「犬の操り方」ではなく、「犬の心をいかに知るか」です。
人間社会にとけこませるには、オスワリやマテより、人に対しての警戒心や恐怖心をもたせない犬に育てることです。


作業犬に対するしつけと、家庭犬として育てるしつけは違うものだと思ってくださいね。


ウチの犬「ゆず」も、近頃では何を考えているのかが
だいたい分かるようになってきました。
行動パターンも先々まで読めます。


えらそうなことを言っている私ですが、
自分の犬のしつけは、まだまだ現在進行形です。


「お母さんがおるときと、おらんときでは、ゆずは別人よ!」と娘が言います。


うちもまだまだ、迷惑犬の域をこえていないのでしょうね。(-_-メ)


みなさん! お互いがんばりまっしょい!!


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2006年04月24日 12:34