子犬のスペース作りも完璧。子犬を迎える準備もOK！
さぁ、今日はいよいよ子犬を我が家に迎える日です。

子犬を家に迎えてから１〜２週間は、できれば家に誰かがずっといて
子犬のことを見守ってあげられる方がいいですね。

お迎えは、十分に世話のできる休日の午前中にしましょう。

◆飼い主の心構え

子犬も突然知らない人に連れられて、知らないところに来るわけですから、
緊張と不安でいっぱいです。

生まれてからずっといっしょに過ごした母犬やきょうだい犬とも、
もしかしたら、永遠のさようならかもしれません。
まだまだ、小さな赤ちゃん犬です。
体も心も疲れているはずです。

やっと念願の子犬が来た！と迎える側は、うれしさで一杯なのはよく分かります。
私もそうでしたから。

でもここはグッと我慢して、子犬を抱っこしたり、体を触ったリ、
大声ではしゃいだりするのはやめましょうね。
とくに子犬が眠っているときは、絶対起こさないで下さいね。

こういうことを、家族でよく確認しておきましょう。

◆お迎えに持っていく物

　・子犬を入れるキャリーバッグやクレート

　・ペットシーツ
　・タオル
　・ぬれティッシュ
　・筆記用具

◆購入先に確認すること

　・ドッグフードの銘柄、与える量と回数
　・健康状態
　・いつもの便のようす（形や色）
　・性格やくせ
　・ワクチン接種は何回終っているか？　次はいつ頃か？
　　接種済の分は接種証明書をもらうこと
　・血統書の受け渡しの確認　
　・今までトイレはどうしてたか？
　　一日にいつ頃、何回ぐらいするか？
　・飼い方教室など、しつけに関する相談はできるのか？

◆家に帰ったら

子犬を迎えに行ったときは、寄り道せずに帰りましょう。
家に着いたらまずオシッコをさせ、出たときは優しくほめます。
その後ゆっくりハウスで休ませます。

犬がオシッコをしなくても、そのままハウスに入れます。
新鮮な水は、いつでも飲めるようにしてあげてね。

犬をハウスで休ませているあいだは、家族で取り囲んでジロジロながめると、
余計に子犬にストレスがかかるので、控えましょう。
家族は、普段どおりの生活をしていいですよ。

翌日ぐらいからは、子犬があまり疲れない程度に、抱っこしたり優しく撫でてあげて下さい。

犬に優しい声で話しかけたり、スキンシップをとることで、「ここは、ゆったりくつろげる場所だなぁ」と子犬を安心させましょう。

子犬がしっぽを振って遊んで欲しそうなら、おもちゃなどでお相手しましょう。このとき、興奮させすぎないように！
少し遊んだら、また休ませます。

初めから犬のしつけがどうだ！なんて、考えなくていいですよ。
ただしトイレトレーニングだけは、初日から始めて下さい。

食後や寝起き、遊んだ後などに、おしっこをします。
ウンチは、子犬のときは一日に何度もします。
いつ頃排泄したかをメモしておくと、なんとなくパターンが分かってきます。

◆初めてのごはん

犬に初めてあげるごはんは、購入先で与えていた物を同じ状態で食べさせます。

もし、食欲がないときは、そのまま出しっぱなしにせずに、食べかけは捨ててしまいます。
あとで作り直し、ふやかして食べさせるのなら、少しやわらかめにしたり、
子犬用のミルクを加えても良いのでは。

犬なら、出されたごはんはパクパク食べるというイメージがありますが、
初日は緊張しているので、食欲がないかもしれません。
環境に慣れると、ちゃんと食べるようになりますから、あまり心配しないで下さい。

ごはんの量は、今までの半分からスタートして
徐々に様子を見ながら、増やしていっても良いですよ。

子犬は緊張のストレスから、下痢をおこすこともありますので
注意をはらって、観察してあげて下さい。

◆初めてのおやすみ

子犬にハウスが一番落ちつくと思わせるためにも、最初の晩からハウスで寝かせます。
できれば、ハウスの側で飼い主さんも眠ってあげましょう。

犬のハウスには布などをかけて暗くすると、犬も落ちつきます。

もし夜鳴きをしても、中をのぞいたりハウスから出したりは禁物です。
鳴けばかまってもらえると教えていることになります。

夜鳴きを全くしない犬、何日も鳴く犬。
いろいろな犬がいますが、いつまでも鳴き続けるわけでもないので、
ここは飼い主さんも、ジッと我慢です。

子犬が来てから１ヶ月ぐらいは決して叱ったりせず、
早く新しい環境になれるように、やさしく接しましょう。

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これから、いくらでも愛犬と遊べます。
たっぷり、お散歩にも行けます。
イヤというほど、愛犬のお世話をする毎日のスタートです。

あせらず、騒がず、急がず、ボチボチいきまひょか（*^_^*）

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