今だから言える体験談

犬を連れて引越しました!

今年の春に愛犬ゆずを連れて引っ越した我が家。

トイレトレーニングも120%!完璧だし、
そんなに心配することもないだろう・・・・・。
と安易に考えておりました。

引越したと言っても、家を新築したわけではありません。
新しいマンション生活スタート!なんてのも夢のまた夢の話。


昔に両親が建てた古い家に移動した・・・・・が正しい。


だから今までも愛犬をこちらの家に連れて来たことももちろんあります。
たまに草刈をしたり掃除をしたりの短い滞在でしたが。


そのときはトイレの粗相をされると大変だということもあって、
愛犬をいつもクレートの中に入れておりました。


そんなこんなで引越しの荷物運びも自分たちで少しずつ行い、
ようやく家族で新しい生活を始めようとしたのが今年の春休みのことです。


引越しした頃は私もまだ仕事を続けていたので、(今は専業主婦です!)
昼間の愛犬をじっくり観察してたわけではありません。


今まで私が出勤かばんを手にすると、
「はっ。今日も仕事かいな。」と軽く私の方をチラっと見る程度の愛犬でした。
私が出勤かばんを持ったときは自分はお留守番だと理解していたようです。


引越し後もそれは当然続くものだと思っていました。


でも違いました。


「ボクを置いてママはどこに行くの???」
っとパニくって鳴いておりました。


目も引きつっておりました。
今にもオシッコちびりそうな雰囲気でした。
心臓もバクバクでした。


ちょうど運よく春休みだったので、もちろん娘たちは在宅。
「後はよろしくね。」と心を鬼にして、私は仕事に向かったのです。


昼間の愛犬はどんな様子だったか?
気になるところでしょう。


絶えずソワソワし、自分の落ち着く居場所でないと感じていたようです。
何か音がするたびにビクビクし(今までなら平気な音でさえ)、
家族の誰かがトイレなどに行くときも、
見知らぬ場所に取り残されたように、悲しそうな声を出していました。


もともと甘えたのビビリ犬ってこともありますが、
あんなに不安一杯な愛犬を見ると
「家族と一緒でもまさかここまで様子が変わってしまうとは!」と私も驚きました。


生活環境が変わるということは、
私たちの想像以上に犬には辛い試練のようです。


そうこうしているうちに、愛犬が原因不明のケガをしてしまいました。
いつどこでそうなったのか、ぜんぜ分からないのですが、
突然足の関節が腫れあがって歩けなくなりました。


幸い骨折ではなく、抗生物質の治療で良くなりました。
それでも2週間ぐらいは動けずにじっとベッドの上での生活でした。


そのケガのあいだ、家族の誰かが側にいたことも幸いしたのか、
完治のあと愛犬も少しずつ新しい家にも慣れ、
自分のベッドでくつろぐ姿も見られるようになりました。


家にも慣れ気分が落ち着くまでに、
約1ヶ月少しぐらいかかったかと思います。


不安がっているときはいつもよりスキンシップをたくさん取って、
安心させてあげるのが一番だと実感しました。
人間だってそうだもんね。


気になるトイレも、3〜4回は失敗しましたね。
キッチンマットやお風呂マットの上で粗相していました。


ウンチだけは、初めからちゃんとシートの上でしていました。
いや、マットの上でもしてたっけ。


トイレ完璧でもこんなときは失敗するんだぁ!と
怒らずさっさと片付けましたけどね。


もしトイレトレーニングの終っていない犬のお引越しなら、
こんな風にはいかないと思います。


トイレトレーニングも最初からスタートするぐらいの覚悟がいるようです。
大変だよ。


だから犬を飼い始めるタイミングがとても大切だと思います。
引越しを控えている人。
そのへんはよく考えた方がいいですよ。


犬育ての最初の苦労を2度もするなんて、
犬にも飼主にもかなりのストレスですから。


引越し後、半年たった今。
愛犬はこの家の主のような気分になっています。


心配していた仏壇へのイタズラもありませんでした。
毎日のんびりくつろいでいるうちの愛犬トイプードル。


お留守番中も今までどおり、おりこーにしています。
   (=^▽^=) ヨカッタ!ヨカッタ!


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2007年09月03日 11:03