犬の動物学

犬の体 ( 被毛・目 )

私たち犬の飼い主は、犬の体の特徴やしくみを良く知ったうえで
愛犬の健康管理にたえず、注意を払いましょう。

被毛


外側を覆っているのが、オーバーコート。
夏の暑い日に、強い日差しから体を守り、
体温が上がりすぎないようにします。


内側には、やわらかいアンダーコートが生えています。
冬には、このアンダーコートを増やして、寒さから身を守ります。
ちょうど、オーバーコートを着ているかのようですね。


目 (視力)


犬の目は軽い近視です。
近くの物より、遠くのものが良く見えます。


動いているものをとらえる動体視力や
夜や暗がりの視力は、人より優れています。


視野も250度と広めです。
でも、奥行きはあまり読み取れないようです。
ちなみに、人間の視野は180度ぐらいですよ。


色を感じる視細胞は、人間の10分の1ぐらいです。
白黒写真ていどしか、色の識別はできないようです。
濃い色などは、パステルカラーぐらいには見えているという
説もあります。


シーズーやパグ、ブルドッグのような目の球がまぶたの外に
飛び出している犬は、目のトラブルに注意してください。
目の表面が空気にさらされている分、目が乾きやすく、ゴミもつきやすいです。
また、頭を強く打つと、眼球が脱出しやすくなります。
わぁ、大変!!!


顔の皮膚がたるんだセントパーナードやこれまたブルドッグ。
下まぶたが外側にめくれて、目が乾燥しやすいので、
細菌の抵抗も弱まります。


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2006年05月12日 19:26